2016年8月14日日曜日

人魚の眠る家

人魚の眠る家」 東野圭吾。プールで溺れた女の子に対して医師は脳死判定をするか(臓器移植を考えるか)どうか説明するが、親はやはり迷いますね。どんな結論を出しても、後で正しかったのだろうかと思い返しそうです。同じ状況に置かれたときに、身近な人や自分自身が判断できるように準備しておく必要は以前から感じていましたが、改めて考えさせられました。ラストに少し救いがあるのは著者の他の作品と同じで、ほっとしました。

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