「夜のピクニック」 恩田陸。朝から翌朝まで歩き続けるという学校行事「歩行祭」。高校生活を締めくくる最後の行事で、主人公たちのいろんな思いが描かれています。朝・昼・夕方・夜、そして朝と、一日の時間の流れと行間から出てくる雰囲気がとてもマッチしていて、一緒に歩いているようでした。
何かを得るために読む本ではなく、あの頃の感情を思いおこさせる本である気がしました。最後は、じんわりとあったかい気持ちになりました。
2007年に南流山に移り住んでから、少しずつ見つけた楽しいことを情報として発信しています。
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