「大人の投資入門」 北村慶。個人年金を目的とした長期資産運用について解説しています。入門という名の通り、内容はドルコスト平均法・アセットアロケーション・長期運用という資産形成の基本につきます。
独特と思うのは、公的年金で運用されている部分を含めて、全体のアセットアロケーションを決める点です。曰く、公的年金の運用は国内債券比率がとても高いので、私的年金部分としては国内・外国株式を中心に持ちましょう。うーん。あまり賛成ではないですが、ひとつの考え方としては面白いと思いました。投資をギャンブルのような怖いもの、リスクを取れないと思っている人には考え方(投資スタンス)を変える良いチャンスになる本かもしれません。
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