「けもの道」藤村忠寿。「水曜どうでしょう」の名物ディレクターが書いた本。藤村クンと男同士飲みながら語り合っているような気分になります。
ディレクターという仕事については、参加する人たちがそれぞれの役割をきちんと果たせるように、そういう場の雰囲気を作り出すことと考えています。だから細かいディレクションはしない(してなかったなぁ)。
「みんなが歩いている王道から外れて、ちょっと横道へ。そのけもの道が案外楽だったりするんだな」こんなことを言ってグータラなように聞こえますが、でも藤村クンは、純粋でまじめな人でした。それなりにきちんとした人生哲学があるのだなぁとわかり、「どうでしょう」ファンならさらっと読んでみるべきです(男性向きかな)。
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